商品を販売して代金を回収するには、請求書を発行しなければなりません。
請求書の発行は、通常、得意先の締日にあわせて行われます。
それぞれの得意先ごとに、取引条件(締切日・支払日・支払サイト・支払方法など)を整理しておき、請求が遅れないよう
注意します。
請求書は納品書を作成したときに複写されたうちの1部ですが、何枚も請求書がある場合には、表紙として合計表を
添付し、その月の請求金額合計がすぐに分かるようにしておきます。
売上・入金の管理に販売管理ソフトを使用している場合には、請求書の発行は自動的に行われます。
さらに、売掛金を回収した時に入金データを入力すれば、売上計上の仕訳・入金時の仕訳のいずれも販売管理ソフト
から会計ソフトへと連動して処理しますので、得意先件数が多くなってきたら、コンピュータ処理への移行を検討してみ
ましょう。(ただし、基礎データの入力は人間の手で行われますから、入力間違いがないように注意します。)
なお、売上・入金情報は営業部門と経理部門とで共有して見れるようにしておくと、お互いにチェックすることで、入金
が遅れたときの対応がスムーズにできます。
仕訳自動入力 売上データ 回収データ 請求書の発行 |
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入 金 の 確 認 | ||
入金済み |
未入金 |
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